2008年4月7日月曜日
ビジネス力の磨き方
ビジネス力の磨き方 (PHPビジネス新書 27)
IT化社会、企業機能のグローバル化、発展途上国の発展、マーケットの世界化、世代間意識の格差、通貨や物流の革命。 そういった大きく変わりゆく世界に対して、その中でビジネスをしていくビジネスマンが身に着けておくべき力として、先見力、突破力、影響力、仕事力、人間力をビジネス力としてどのような能力が必要になるのかを述べている。
上に上げた力は今も昔も変わらず、ビジネスの第一線で活躍しようというビジネスマンなら必須とされる力で、そいういう意味では新規性はない。
しかし、それらの力が必要とされる場面でのこれからを語っている部分で、エキサイティングではあるが、日本の未来は暗いものになるんだろうなということをひしひしと感じてしまう。
大前氏にしても池田信夫氏にしても、日本の横並びや底辺を救う政策ではなく、とにかく能力的なトップを伸ばせ、世界的に活躍できるトップを作り出せとクチをすっぱくして語ってるが、そういうトップによって日本という国は救われるかもしれないが、底辺に近い派遣労働やパートといったいわゆるワーキングプアーは切り捨てられていくことになるのかと思うと、暗澹たる気持ちになる。
自分としてはいろいろいわれては来たが、昔ながらの護送船団方式、一億総中流な社会であったほうがよかったと思うんだが、そういう社会であったことが許されたのは、日本がまだまだ工業国として発展して行ってる最中だったからこそだったんだな。
この衰退していく日本において、一億総中流やトップを押さえて底辺を救うことに力を入れてしまうと、おそらく日本全部が沈没してしまうということなのだろう。
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