2010年10月11日月曜日

10月11日買った本

テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)
ヤマザキマリ
エンターブレイン
おすすめ度の平均: 4.5
5 変なマンガ
3 それほどかなぁ
5 全ての道は風呂につながっていた!
5 ぉおもしろい
5 身の回りにあふれたものが、新鮮に見える本


だいぶ迷ってたんだけど、試し読みを立ち読みしたら面白かったので買ってきた。

白井弓子初期短篇集 (IKKI COMIX rare)
白井 弓子
小学館
おすすめ度の平均: 5.0
5 まさに珠玉に短編集


なんか最近女性の描く人生もの的な物語がえらく身にしみる。歳かな…

眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 百鬼夜行抄(19)
今 市子
朝日新聞出版
おすすめ度の平均: 5.0
5 読む読む
5 百鬼夜行抄 第19巻 メモ


妖怪ものとしてはガチ。 

PIECES〈1〉
PIECES〈1〉
posted with amazlet at 10.10.11
士郎 正宗
青心社
売り上げランキング: 6995
おすすめ度の平均: 3.0
3 ものたりず
5 とにかく士郎正宗の新刊が出ただけでもうれしい
4 今までの画集を持っていない人でも。
3 値段的には妥当かもしれないが..
1 解説がない


値段の割に薄いなぁと思いつつ、どんな内容なのかは知らないが士郎正宗なので、買い。 

キノの旅 14―the Beautiful World (電撃文庫 し 8-33)
時雨沢 恵一
アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 8
おすすめ度の平均: 4.5
4 十周年おめでとう
5 シニシズム的語り口
4 最近の「キノ」は風刺もの


地味に長いよね。激しく面白いわけではないんだけど、じんわり来る読後感がいい。

アクセル・ワールド 6 (電撃文庫 か 16-11)
川原 礫
アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 7
おすすめ度の平均: 5.0
5 良い引きでした
5 いいところで「続く」 あ”ーもう!
5 ネガ・ネビュラス解散の謎が明かされる
4 軍団再編篇スタート


ほうかご百物語 9 (電撃文庫 み 12-9)
峰守 ひろかず
アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 371
おすすめ度の平均: 4.5
4 秀作じゃないかと
5 完結!?


この2つは個人的定番化してしまった。 相当面白くなくなることでもなければ買い続けるな。

本を置く場所がない…

日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率

日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社プラスアルファ新書)
浅川 芳裕
講談社
売り上げランキング: 1398
おすすめ度の平均: 4.5
3 問題提起としてはおもしろいが
5 この本読んで知識をつけて、農林省に物を申せるようになろう。
5 衝撃的なタイトル
5 農水省よお前もか!
4 プロパガンダにはプロパガンダで対抗


日本の農業を語るなら、まず読んでおくべき本。

日本の食糧自給率が低いこと、小麦大豆をはじめとして、様々な食品が国産ではまかなえず、その大半が輸入されていることなどはよくマスコミなどでも喧伝されていることだが、その食糧自給率がいかにまやかしであるか、そして日本にはどのくらいの食料生産能力があるのかと言うことを、データを元に明快に解説している。

たとえばよくあるカロリーベースの食糧自給率というものがあるが、これは「(国産+輸出)/人口」の国産供給カロリーを「(国産+輸入-輸出)/人口」で算出される全供給カロリーで割ったものだが、2008年では、国産供給カロリーが1012キロカロリーで、全供給カロリーが2473キロカロリー、よって自給率は41%という計算になる。 しかしこの全供給カロリーは全部が摂取されているわけでは当然なく、2005年の厚生労働省の調査では供給カロリーが2573キロカロリー、摂取カロリーが1904キロカロリーとなる。その差の669キロカロリーはどこへ行ったのかというと、廃棄された分と言うことになる。 量にして日本の農産物輸入の5450万トン中1900万トンが廃棄されてる量になるそうだ。

要するに日本が贅沢になってコンビニやファーストフードで廃棄される食べ物が増えれば増えるほど、食糧自給率は下がっていく。 

逆に摂取カロリーで計算すれば、1904キロカロリー中、1012キロカロリーは国産でまかなえていることになり、食糧自給率は53%となる。 53%が多いか少ないかは別として、こちらの方が日本の実態をしめしていると思う。 

上記を一例として、他の国ではやっていない食糧自給率ベースで先進各国と比較した場合や、GDPベースでの比較、就労人口、生産額など様々なデータから日本の農業は世界と比較した場合どのようなポジションにいるのかというようなことをわかりやすく解説している。

またそういう農業行政に大きな力を持っている農林水産省が、農業の危機を喧伝することにより、いかに多くの天下り先の確保と、税金の無駄遣いをしているのかと言うことがよくわかる。  とりあえず小麦とバターの価格統制はすぐにでもやめさせる必要がある。 役所というのは本質的にそういうものなんだろうけど、自らの限界まで書類仕事、無駄な仕事をつくるものなんだなと言うのがよくわかる。

今の政権にはあまり期待できないけど、是非この不効率な農業行政を改める努力をしてほしいと強く思う。

2010年9月27日月曜日

買った本

ニーナとうさぎと魔法の戦車 (スーパーダッシュ文庫)
兎月 竜之介
集英社 (2010-09-25)
売り上げランキング: 879
おすすめ度の平均: 4.0
4 戦争という概念と戦う

スーパーダッシュの新人大賞だったので。

星刻の竜騎士(ドラグナー) (MF文庫J)
瑞智士記
メディアファクトリー
売り上げランキング: 3442
おすすめ度の平均: 4.5
4 面白いです
5 フェイトを(^_^;)
4 テンプレ

竜をモチーフにした物語は基本的に好きだ。

FORTUNE ARTERIAL (4) (角川コミックス・エース 135-13)
児玉 樹
角川書店(角川グループパブリッシング)
おすすめ度の平均: 5.0
5 さすが

楽しみにしていた1冊、原作の雰囲気を良く表現してるし、絵がいい。

カブのイサキ(3) (アフタヌーンKC)
芦奈野 ひとし
講談社 (2010-09-22)

広がる世界感が最高にいい。 人類の衰退はこういう風であってほしい。

2010年9月26日日曜日

太陽の塔

太陽の塔 (新潮文庫)
太陽の塔 (新潮文庫)
posted with amazlet at 10.09.26
森見 登美彦
新潮社
売り上げランキング: 2214
おすすめ度の平均: 4.0
3 唯一無二の「太陽の塔」
5 男子校生のバイブル
5 この本は自宅で読みましょう!!
5 森見ワールドですね。
3 森美ワールドの原点。作品としてはいまいちだが、作者の才能を見いだした選者に拍手。


独白系妄想文学なんだけど、ちょっと格好つけたがりの大学生という感じがものすごく良く出ていて、その格好をつけたがる自己表現とそれを客観視できる読者の視点との乖離が、なんとも青春時代の懊悩を醸し出していて滑稽でありまた面白い。 これを大学在学中に書いたというのは面白いな。

出てくる友人達もいかにもな感じで味があるし、その友人達とのぐだぐだ感にはとても共感を覚える。 大学時代の友人とのぐだぐだした時間は一見無駄だったかもしれないけど、過ぎ去るほどに何でも話せて、くだらないことを話したあの時間が懐かしくなる。

物語の舞台は京大近辺なので、京都市左京区のあたりの場所が様々に出てくる。 実在する店なんかも出てくるので、土地勘があると、あの場所のことだなとか思いながら物語を読める。 聖地巡り?なんかもできそうだ。

学生の街としての京都の雰囲気を感じられる一冊。

2010年9月12日日曜日

アステロイド・マイナーズ 1

アステロイド・マイナーズ 1 (リュウコミックス)
あさり よしとお
徳間書店
おすすめ度の平均: 4.5
5 説明9割、グロ注意。でも良作。
4 なぜ小惑星なのか、月ではダメなのか
5 これは傑作
3 宇宙開発物語
3 SFというには物足りない

さすがはまんがサイエンスのあさりよしとお、 語るべきことの多い宇宙の一部ではあるが、宇宙での軌道運動についてとか、小惑星での生活とかSFしながら分かりやすく解説してある。

宇宙では前方を進む船などに追いつくためには減速する必要がある、このことはどの本でだか忘れたけど読んで、そういう物なんだと言うことは知っていたが、その理由まではよくわかってなかった。 そのよくわかっていなかった部分をこの本ではこれ以上ないくらい分かりやすく解説してあった。 個人的にはこのことがこの本をよんで一番うれしかった部分。

もうちょっと突っ込んでほしかったのは月の有人基地の部分。 水がないから月の有人基地は無意味という話だったが、月には水があるかもしれないという話にもなっているし、逆に小惑星には水がない可能性の方が高いのではないだろうか? また火星にも水はあるようだし、ならば十分行くだけの価値はあることになる。 

執筆時にはそこら辺の情報がなかったのかもしれないが、今実際に日本の宇宙開発の方向性として、月か小惑星かで議論されている所でもあるし、こういう分かりやすい作品のなかで掘り下げてほしかった。

で、最後のゆうれいシリンダー、これはブラックだ。 でもなんであれ現実や社会を真っ正面から見てしまえばなんでもブラックになってしまうのかもしれないという気もする。  全てが生まれ、全てが帰って行く所、この浄化槽が居住空間の数倍あるというのがまたリアルだわな。 実際小惑星なんかで社会をつくって、そこから排出される物を全て浄化して再生しようと思ったら人間の住む空間の数倍の空間を浄化槽に割り当てる必要が出てきそうだ。  

もし将来的に実際に人類が宇宙空間で生活するというのなら、まさしくこのマンガでで表現されているような小水から死体までなんでも再生して利用する必要が出てくるんだと思う。 考えてみればこの地球上でも人間が直接手を加えていないだけで、同じように小水も死体も分解されて再利用されている。 その過程を直接人間が手を加えて行うと考えただけでなぜこんなに精神的抵抗感がでてくるのか。 この抵抗感を受け入れて日常生活を行うのはかなり難しいことではないかと思う。

あらためて自然の偉大さを感じるとともに、案外人類が宇宙で普通の生活を行うのは無理なのかもしれないということも思った。