及川さんは,その場で「米国では顔写真を載せて実名でブログ発信するのが常識であり,ネットで検索した時に名前が見つからないようでは,存在していないに等しい」と厳しい言葉を投げかけました。
以前に某雑誌から取材の以来があったときには、そのライターの名前を検索してどのような記事を書いてきたか、どのようなスタンスの人なのかを結構調べた上で取材を受けたことがある。
今の世の中、とくにコンピュータなどにかかわっている人のであればなおのこと、何かのきっかけで知り合ったとき、この人はどういう人なのか、どういうことをやってきた人なのか、気になった場合にはまずネットで検索するということが多いと思う。
最近は企業なんかの就職時にもblogを書いているかのチェックがあったりもするらしい。
たしかにblogを本名で公開していた場合、その人がどういう人なのか興味を持ったときすぐに検索してその人が今までやってきたことや、趣味などその人のことがよくわかるというのは本人にしても、興味を持ったほうにしてもとてもメリットの大きい話だと思う。
この本名、ハンドル論争はよく起こり、人によってはその人にとってハンドルは本名と変わらないと主張する人がいるが、本名かハンドルかどちらのほうが信頼できるかと考えた場合、ハンドルはすぐに捨てて変更できるが、本名を変更するためのコストはそれよりはるかに高いことを考えると、やはり本名のほうが信頼性があるというのは納得できる話だ。
あまり面白くない結論に落ち着いたな。