2009年9月27日日曜日
進化する手帳の正しい選び方
進化する手帳の正しい選び方
読書普及研究所さんの「【本のソムリエ流】夢をかなえる一日一冊手帳術」に影響を受けたこともあって、ここ数年は手帳にフランクリン・プランナーを使用している。 そのフランクリン・プランナーで来年度のリフィルの早期申し込みをやっていたので、早速申し込んで、そのおまけについてきていたのがこの本。
中身的にはフランクリン・プランナーの使い方を解説している本で、「7つの習慣―成功には原則があった!」とか読んでいるなら改めて読むほどの必要はないような物なんだけど、小さくまとまっているので改めて自分の手帳の使い方を反省するにはいい本だった。
これはわざわざ買わなくても、今リフィルとかスターターキットとか申し込んだら無料でつけてくれるんじゃ無かろうか。 フランクリン・プランナーのオフィシャルから通販するとこういう本のおまけがついてくるのである意味お得。
こうやって手を変え品を変え自分たちの主張や考えを伝え続けるというのはいい手法だなと思った。
中世を旅する人びと―ヨーロッパ庶民生活点描
中世を旅する人びと―ヨーロッパ庶民生活点描 (ちくま学芸文庫)
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阿部 謹也
筑摩書房
売り上げランキング: 254836
筑摩書房
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私は何故か放浪民というモチーフが好きで、その流れからサンカから被差別民への興味ということでこのblogにもいくつか書いてるような本をよんできた。 そこからなら西洋の放浪民としてのロマ、ジプシーに関する物も読んでみたいと思ってなにで見つけたのか忘れたが、これが目についたので読んでみた。
内容的には主にドイツ地方の西暦1500年あたりを中心として1000年頃から1800年頃までの庶民の生活とその移り変わりを描いている。
この時代の国同士の争いや大きな物事などに関しては高校の世界史などでも勉強するし、比較的一般的な知識として誰しもが持っている物だと思うが、その時代に生きた庶民がどのようなことを考え、どのような生活を行っていたのかというのは自分は全く知らなかった。
この描かれているような時代において、旅とはどのような物であったのか、旅人と定住者の間にあった居酒屋、旅籠はどのような役割を担っていたのか、定住者はどのような生活を行い、放浪者はどのような約束のもとに放浪を行っていたのかというようなことがとても鮮やかに描かれている。
ノベやファンタジーの物語を作るのであればこの本から中世の生活という物を多く学べると思う。
たとえばこの本を読んだ直後に狼と香辛料〈11〉Side Colors2 (電撃文庫)を読んだのだが、その中にこの本の中にある境界線の石を記録するために、子供に位置を覚えさせて、殴ってその記憶をとどめるというエピソードが出てくる。 狼と香辛料では村の基準を覚えさせるためにこのエピソードを使っていたが、本来であれば村の中心は教会であったり、井戸であったりで、明確で何年も移動するはずがない物なので、この方法を使って覚えさせる必要はない。 この方法を使って覚えさせる必要があるのは、村の外の境界線、なにもない原野の真ん中で、ここが村と村の境界線であるというようなことを記憶にとどめるために、この方法が使われていた。
この本にはそういう中世の人たちの生の生活が垣間見えるために、そういう面を通してラノベなどの裏側が見えてくると思う。
期待していたロマに関する部分は少なく、その点が少し残念ではあったが、それ以外には得る物が多く、とても面白い本だった。
同じような内容の本で旅する人びと (ヨーロッパの中世)というのもあるようなのでこれもまた読んでみたいと思う。
買った本9月27日
パーフェクト・ブラッド 7 (集英社スーパーダッシュ文庫 あ 10-9)
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赤井 紅介
集英社
売り上げランキング: 628
集英社
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裏のあらすじには最終決戦開幕とあるのでこれで最終巻? だとしたらちょうどいい感じで終わってる気がする。
逆理の魔女 (集英社スーパーダッシュ文庫 ゆ 6-1)
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雪野 静
集英社
売り上げランキング: 1865
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百合なのか? 新人賞物は新しい作者の発掘という意味もあって比較的買うと決定するレベルが低い
買った本9月17日
著者買い、
これはずっと買ってるから買い、これが出るから前日に既刊を全部読み直してた。 日本刀ほしいかも…
魔法先生ネギま! 27 (少年マガジンコミックス)
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赤松 健
講談社 (2009-09-17)
講談社 (2009-09-17)
おすすめ度の平均:
何もかも最高1巻から読み返して
勝つためには何が必要かを考えて準備する
王道。
主役は君
雑誌の立ち読みと単行本とで話の現在地ちょっと混乱気味。 30巻近くになるとだいたい話がややこしくなって読みにくくなってくるんだけど、これは分かりやすくていい。
火の国、風の国物語7 緑姫憂愁 (富士見ファンタジア文庫)
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師走 トオル
富士見書房
売り上げランキング: 483
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おすすめ度の平均:
シリーズ中最高のデキマンネリ化してきた〜
なんだかなあ
最近こういう順当なヒロイックファンタジー系のラノベは少ない気がする。
いつか天魔の黒ウサギ5 夏休みカタストロフィ (富士見ファンタジア文庫)
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鏡 貴也
富士見書房
売り上げランキング: 481
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おすすめ度の平均:
油断ができない海辺での強化合宿、だけど
世界観が面白いね。 実は鏡 貴也の作品を読むのはたぶんこれが初めてで、面白かったので「伝説の勇者の伝説」11巻セットも買ってしまった。 買ってそのまま本の物置に放り込んでしまったけどw
そろそろ話の引き延ばしフェーズに入りつつあるような気がする.。 そろそろ終われ~
氷結鏡界のエデン 楽園幻想 (富士見ファンタジア文庫)
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細音 啓
富士見書房
売り上げランキング: 280
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おすすめ度の平均:
王道ファンタジー世界の理が否定したとしても、それだけでは諦められない
天の旋律と楽園の旋律
きみの隣に還るために・・・
細音 啓の新シリーズ。 黄昏色まだ読み終わってません…
NHK「トップランナー」仕事がもっと面白くなる「プロ論」30 (知的生きかた文庫 え 13-2)
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NHKトップランナー制作班
三笠書房
売り上げランキング: 69557
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おすすめ度の平均:
ランナーは自分から動くプロの仕事とかその考え方に興味があって
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