人生いつどこで終わるか分からないんだから、後悔だけはしないようにしとかないとね! いつどこで死んでも後悔ばっかり残るけど!
そんなわけで、買ってきて早速読んでみました、HOLIC16巻。 ヨーコさんがいなくなって、店を守って待つことを決めた四月一日。 そして月日は一気に4年飛んで、アヤカシを視る力を使ってヨーコさんの仕事を引き継いだ四月一日の仕事の様子。
甘いと言えば甘いところのある四月一日の仕事の対価のもらい方から何度もトラブルにあったことを暗示しながらも、それを乗り越えてどうにか館の仕事を続けることができている四月一日の日常と、その裏側に常に存在する喪失の悲しみ。
ヨーコさんがいたときと比べてえらく話の雰囲気が暗くなった。 それでも四月一日の周りの友人はそのままだったようだし、このどん底状態の物語から明るい方向へ進んでくれればと思う。