松岡 修造
文藝春秋
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松岡修造って、ただ前向きで熱い人かと思っていた。とくに
修造botイメージが強い。 それ以外では松岡修造という人を自分はよく知らなかったのだが、この人は熱い人なのではなくて、計算的に熱い人を演じることでモチベーションを上げようと意識的にしている人だと言うことが分かる。 実際にはただ前向きで熱い人なのではなく、地道でコツコツとした努力の人なんだと言うことがよくわかる。
日記を書き、それを読み返すことで、自分のことをよりよく知り、イメージトレーニングを行い、前向きな言葉をいい、自分を褒める。そして自分の不機嫌やストレスと上手くつきあう。 そういった松岡修造が行っている様々な工夫が書かれている。
以下自分のメモ
・自分の取扱説明書を書く、瞑想などを行い自分の心に耳を傾ける。
・日記を書き、それを読み返す
・自分に今必要な十箇条を書く
・ストレスの原因と、ストレス解消を行ったリカバリとをポイント化して、バランスシートをつくる
・目標をかく目標達成ノートをつくる
・自分を読める、ネガティブな言葉を使わない
・プレゼンを行うときには、イメージでその場にあるものにキーワードとなる言葉結びつける。そうすることでそれを見ることで話すつもりのことを思い出せる
・がんばる自分を好きになれ
・森信三の修身教授録、安岡正篤の帝王学、中村天風の完全積極
・それをイメージすることでいらいらから抜けることの出来る、心のセーフティブランケットを持つ
・随所作主、随所に主となれば、立つ処みな真なり
・様々なアドバイスをもらったら、それを紙に書いて比較検討する