相変わらずぐだぐだな日本の政治状況を見ていると、こういう即断即決な割り切った果断な政治が出来る人材が出てきてほしいと思ってしまうが、そういうIFな政治と政権の物語。
北朝鮮からミサイルが日本に向けて発射されようとしている時、政権を担っていた政治家は現在の状況が自分たちの能力を超えて言えると判断し、実力者が集まっている影の内閣にその実権を譲ることを決定する。 というようなところから話が始まる。
登場するキャラクターは歴史上の有名人の名前をもじっていたり、現実の政治家の名前をもじっていたりで、政治風刺の物語っぽくなってる。 物語のノリとしてはおちゃらけた感じ、なんとなく「日本以外みんな沈没」みたいな雰囲気を感じる。
読みやすい文体なんだけど、内容としてそれほど得る物もなく、考えさせる物もなく、まぁふつうの時間つぶしの小説。
3両編成の新幹線は見てみたいかも