2009年3月31日火曜日

日本でいちばん大切にしたい会社

日本でいちばん大切にしたい会社
坂本 光司
あさ出版
売り上げランキング: 150



社員と顧客と社会のためを思って真摯に働くならそれは評価されて、結果として金銭的な成功につながるという話。 

正直そうやって真摯に働いても成功せずつぶれてしまった企業なんかはたくさんあるだろうし、逆にもうけることしか考えて無くて、成功してきた企業もたくさんあるだろうと思う。 だからこそ、そうやって真摯に仕事をしてきて成功しているそういう企業を大切にしたいということか。


翻って自分の仕事のことを顧みてみると、会社として顧客に対して本当に役に立つことをしようという考えがあるのかどうかはかなり微妙で、こういうカタチでこういう物を提案すればお金をもらうことができるみたいな考え方が主流的なように見えるし、従業員を大切にしているかというと、それもかなり疑問だし、まぁ典型的な中小企業。 そこそこ歴史は長いのに大きくなれないわけだ。


この本をよんでてやはり人に勧めることを疑問に思うような物を進めるような仕事ではなく、胸を張ってあなたにはこれがいいです。といえるようなものを売りたいと思った。 最近では企業に勤めていても、個人個人が自分の商店主だというような考え方もあるみたいだし、自分一人でも自分のできる範囲でお客のためになると信じられる物を売るようにがんばっていこうかと思う。

2009年3月24日火曜日

夜の光

夜の光
夜の光
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坂木 司
新潮社
売り上げランキング: 63446


それぞれ戦うモノがある4人が、それぞれの戦いは孤独なんだけど、4人のゆるやかなつながりに救いを見いだしてる。そんな物語。

物語的には「砂糖菓子の弾丸」みたいな感じはする。 でも1つの場に集った4人が、深くは関わらないんだけど、お互いのことを尊重しながら緩やかにつながりがあり、そのつながりをそれぞれが大事にする、そういうところになんかものすごく救いを感じた。


書きたいことはいっぱいあるんだけど、全然まとまった文章にならない。 自分の文章力の低さを痛感する。