2010年9月27日月曜日

買った本

ニーナとうさぎと魔法の戦車 (スーパーダッシュ文庫)
兎月 竜之介
集英社 (2010-09-25)
売り上げランキング: 879
おすすめ度の平均: 4.0
4 戦争という概念と戦う

スーパーダッシュの新人大賞だったので。

星刻の竜騎士(ドラグナー) (MF文庫J)
瑞智士記
メディアファクトリー
売り上げランキング: 3442
おすすめ度の平均: 4.5
4 面白いです
5 フェイトを(^_^;)
4 テンプレ

竜をモチーフにした物語は基本的に好きだ。

FORTUNE ARTERIAL (4) (角川コミックス・エース 135-13)
児玉 樹
角川書店(角川グループパブリッシング)
おすすめ度の平均: 5.0
5 さすが

楽しみにしていた1冊、原作の雰囲気を良く表現してるし、絵がいい。

カブのイサキ(3) (アフタヌーンKC)
芦奈野 ひとし
講談社 (2010-09-22)

広がる世界感が最高にいい。 人類の衰退はこういう風であってほしい。

2010年9月26日日曜日

太陽の塔

太陽の塔 (新潮文庫)
太陽の塔 (新潮文庫)
posted with amazlet at 10.09.26
森見 登美彦
新潮社
売り上げランキング: 2214
おすすめ度の平均: 4.0
3 唯一無二の「太陽の塔」
5 男子校生のバイブル
5 この本は自宅で読みましょう!!
5 森見ワールドですね。
3 森美ワールドの原点。作品としてはいまいちだが、作者の才能を見いだした選者に拍手。


独白系妄想文学なんだけど、ちょっと格好つけたがりの大学生という感じがものすごく良く出ていて、その格好をつけたがる自己表現とそれを客観視できる読者の視点との乖離が、なんとも青春時代の懊悩を醸し出していて滑稽でありまた面白い。 これを大学在学中に書いたというのは面白いな。

出てくる友人達もいかにもな感じで味があるし、その友人達とのぐだぐだ感にはとても共感を覚える。 大学時代の友人とのぐだぐだした時間は一見無駄だったかもしれないけど、過ぎ去るほどに何でも話せて、くだらないことを話したあの時間が懐かしくなる。

物語の舞台は京大近辺なので、京都市左京区のあたりの場所が様々に出てくる。 実在する店なんかも出てくるので、土地勘があると、あの場所のことだなとか思いながら物語を読める。 聖地巡り?なんかもできそうだ。

学生の街としての京都の雰囲気を感じられる一冊。

2010年9月12日日曜日

アステロイド・マイナーズ 1

アステロイド・マイナーズ 1 (リュウコミックス)
あさり よしとお
徳間書店
おすすめ度の平均: 4.5
5 説明9割、グロ注意。でも良作。
4 なぜ小惑星なのか、月ではダメなのか
5 これは傑作
3 宇宙開発物語
3 SFというには物足りない

さすがはまんがサイエンスのあさりよしとお、 語るべきことの多い宇宙の一部ではあるが、宇宙での軌道運動についてとか、小惑星での生活とかSFしながら分かりやすく解説してある。

宇宙では前方を進む船などに追いつくためには減速する必要がある、このことはどの本でだか忘れたけど読んで、そういう物なんだと言うことは知っていたが、その理由まではよくわかってなかった。 そのよくわかっていなかった部分をこの本ではこれ以上ないくらい分かりやすく解説してあった。 個人的にはこのことがこの本をよんで一番うれしかった部分。

もうちょっと突っ込んでほしかったのは月の有人基地の部分。 水がないから月の有人基地は無意味という話だったが、月には水があるかもしれないという話にもなっているし、逆に小惑星には水がない可能性の方が高いのではないだろうか? また火星にも水はあるようだし、ならば十分行くだけの価値はあることになる。 

執筆時にはそこら辺の情報がなかったのかもしれないが、今実際に日本の宇宙開発の方向性として、月か小惑星かで議論されている所でもあるし、こういう分かりやすい作品のなかで掘り下げてほしかった。

で、最後のゆうれいシリンダー、これはブラックだ。 でもなんであれ現実や社会を真っ正面から見てしまえばなんでもブラックになってしまうのかもしれないという気もする。  全てが生まれ、全てが帰って行く所、この浄化槽が居住空間の数倍あるというのがまたリアルだわな。 実際小惑星なんかで社会をつくって、そこから排出される物を全て浄化して再生しようと思ったら人間の住む空間の数倍の空間を浄化槽に割り当てる必要が出てきそうだ。  

もし将来的に実際に人類が宇宙空間で生活するというのなら、まさしくこのマンガでで表現されているような小水から死体までなんでも再生して利用する必要が出てくるんだと思う。 考えてみればこの地球上でも人間が直接手を加えていないだけで、同じように小水も死体も分解されて再利用されている。 その過程を直接人間が手を加えて行うと考えただけでなぜこんなに精神的抵抗感がでてくるのか。 この抵抗感を受け入れて日常生活を行うのはかなり難しいことではないかと思う。

あらためて自然の偉大さを感じるとともに、案外人類が宇宙で普通の生活を行うのは無理なのかもしれないということも思った。

2010年9月10日金曜日

9月9日買った本

彼女は戦争妖精6 (ファミ通文庫)
嬉野 秋彦
エンターブレイン
売り上げランキング: 2170
おすすめ度の平均: 5.0
5 共闘感がスゴイ!


最近ではもっとも好きなシリーズの一つ。まだまだ物語は広がっているところ。

超鋼女セーラ 菫色の楽章・天なるは魔弾の射手 (HJ文庫)
寺田とものり
ホビージャパン
売り上げランキング: 12984


セーラみたいな人ならざる人というモチーフは大好き。 

バカとテストと召喚獣8 (ファミ通文庫)
井上 堅二
エンターブレイン
売り上げランキング: 27
おすすめ度の平均: 4.5
3 安定はしてます
5 相変わらず面白すぎる
4 まあまあかな
5 次巻が楽しみだぁ
5 まだ


なにも考えずに馬鹿笑いしたければこれが一番。 なにも考えずに読めるからいい。

よめせんっ! 3 (電撃文庫 ま 7-13)
マサト 真希
アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 61


どうしようかなーと思いつつ買ってしまった。 ファミリーラブコメ。 正直ありきたりすぎる内容なんだけど、なんか続きが気になってしまった。

狼と香辛料XV 太陽の金貨<上> (電撃文庫)
支倉 凍砂
アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 6


クライマックスが近づいているしね、どうやって終わるのか、物語の結末がものすごく残念でもあり楽しみでもあり。

轟け、暗雲薙ぎ払う雷鳴 幻獣降臨譚 (講談社X文庫―ホワイトハート)
本宮 ことは 池上 紗京
講談社
売り上げランキング: 1302


ものすごく真っ当な冒険と成長の物語。 男の子の成長は力とかだけど、女の子の成長は心なんだよね。 その心の成長の描写がとてもいい物語。

C3-シーキューブ 10 (電撃文庫 み 7-18)
水瀬 葉月
アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 40


そろそろマンネリ化の雰囲気が…、フィアがかわいいからいいんだけど…

小さな魔女と空飛ぶ狐 (電撃文庫 み 15-2)
南井 大介
アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 108


大槍さんの絵だから、という訳じゃなくて、なかをちらと立ち読みして、良さそうだったので。 

円環少女  (12)真なる悪鬼 (角川スニーカー文庫)
長谷 敏司
角川書店(角川グループパブリッシング) (2010-08-31)
売り上げランキング: 305
おすすめ度の平均: 5.0
5 ボロボロではないか…
5 カミサマのいる世界


毎回クライマックス、もうこれ以上はないだろうと思ったら必ずその予想は裏切られる。 ここまで痛く、救いがなく、「生きる」ということをぶつけてくる物語はほかにない。

ウェブで学ぶ ――オープンエデュケーションと知の革命 (ちくま新書)
梅田望夫 飯吉透
筑摩書房
売り上げランキング: 146


梅田望夫さんの新作、この人の見ているウェブは自分の見ているウェブとはまた違った物を見ているので、ものすごく参考になる。

柴田光男の刀剣ハンドブック

刀剣柴田
売り上げランキング: 44178
おすすめ度の平均: 4.5
4 本格派の知識に触れる
3 コンパクトなのは良いのでしょうが
5 刀剣の入門書に最適
4 入門書として良い本です。
5 これはいいです!


かまたきみこさんの「KATANA」シリーズを読んで、日本刀についてちょっと知識を得たいと思ったので。

お伽もよう綾にしきふたたび 1 (花とゆめCOMICS)
ひかわ きょうこ
白泉社 (2010-09-03)
おすすめ度の平均: 4.5
4 現実逃避が魅力かな?
5 やっぱりの再開


ひかわきょうこさんの描く女の子もひたむきに前向きにがんばる女の子でものすごくいい。


少女小説とか少女漫画も大好きなんだけど、最近は自分の年齢なんかもあって本屋では探しにくくなってしまった。 なんかいい物語発掘したいな。