お祓【はら】い日和 その作法と実践 (幽BOOKS)
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加門 七海
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貴重な情報の宝庫(ちょっとおおげさかな)のような本期待していたのとは違うような?
幽霊とか悪霊とかそんな大げさな物じゃなくて、日常的に身の回りにあるちょっとした悪いことや不快なこと、そういったごくささいなよくない物を日常的な物や生活習慣を通して祓う方法がかいてある。 伝統に根ざしたおまじないですね。
第1部で塩や水、お香といった身の回りにある日常的な物を使用したお祓い方法、第2部でお正月や、節分、七夕といった伝統行事の意味とお祓いの方法、第3部で厄年のいわれの探求、と言った内容。
日本の伝統的な考え方や伝統行事の意味などが分かりやすく書かれてあったので、面白く読みやすかった。 多くの日本人なら当たり前のこととして、葬式から帰ってきたら塩を振ったり、お正月には鏡餅を供えてみたりしていると思うけど、自分のところも例に漏れず核家族化してしまっていたために、そういう行為だけが伝わり、その行為の意味などは教えられることもなく、カタチだけまねるような物になってしまっていた。
そうやって行っている行事の大半が形骸化してしまって、やっているんだけどちゃんとした作法や意味などが分からなくなっている部分はあったと思うが、そういう部分で作法と意味と経緯などがかかれていたので、自分のやっていたことはそういうことだったのかと思うことや、ちゃんとしたやり方などが分かったのはよかったと思う。
季節事の行事などもあるし、折々に読み返してみたい本だと思う。
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