2007年7月30日月曜日

狐の王国 「昔の大人には威厳があった」のは、みんなが無知だ

狐の王国 「昔の大人には威厳があった」のは、みんなが無知だったからなんだ

もう無知は通用しない。知ることのコストが極限まで低くなった今だから。

逆に知ってる事の価値も小さくなった。Googleに聞けばすぐわかるから。

だからもう、「昔の大人」のイメージに振り回されるのはやめよう。子供が畏怖をもって大人に接していた時代を懐かしむのはやめよう。

明文化できる知識に関していえば、知識を得るためのコストはものすごく低くなったのは間違いない。 でも、その得た知識を利用するための経験知とか暗黙知といわれるようなものに関してはどうだろうか?

そういう文書化できないような知識とか経験に関してはやはり、これは経てきたモノがものを言うわけで、その面で言うならば子供はどうしたって大人にはかなわない。 

今のご時勢、威厳のある大人になるためには、知識を経験でもって使いこなせる人こそ威厳ある呼ばれるのかもしれない。

まぁたぶんそういう人は「昔の頭の固いオヤジ」みたいなステレオタイプにはならないだろうけど。

0 件のコメント: