米Amazonが所有していた「1クリック」特許を、米特許商標庁(USPTO)が再調査の結果、10月9日に拒絶したことが明らかになった。
1回クリックするだけで買い物が完了するという、ソフトウェア特許の代表的なものがAmazonの1クリック特許だったんだけど、これが再調査の結果無効になったらしい。
こういうソフトウェア特許とかビジネスモデル特許は2000年前後のITバブル時代にものすごくたくさん登録されて、それから世間で批判されるようになった2002~2004年以降ほとんど認可されなくなり、ようやく以前に登録されたようなものも無効になるようになったということで、自分としてはこれはさまざまな企業による競争が可能になるわけで、ありがたい話ではある。 もし自分がその辺の特許持ってたりしたら意見は反対になっただろうけどw
Amazonなんかは商売始めた最初の数年はずっと赤字で、投資家なんかからは結構批判され続けていた。 それでもAmazonが資金を集めて商売を続けられたのは有る意味この1クリック特許を持っていたからで、言ってしまえばなんの資本も使わず、頭の中で創造して作ったアイデアを特許にすることができれば、それだけでこれだけ大きくなることもできたという。 時代の間というかいろいろなものが混沌としていたときであったからこそそこにチャンスがあったというわけだ。
やっぱ大きくなるには、今誰もやっていないこと、それをやることによって人の目からうろこの落ちるようなこと、その2つ重要だな。
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