2007年10月3日水曜日

Office2007のリボンはねぇ…

やっぱり使いにくい?「Office 2007」のUIを旧版に戻すソフト登場
 マグノリアは10月2日、Microsoft Office 2007のインターフェイスを、旧版のOffice 2003と同じインターフェイスに変換するソフトウェア「Back to 2003」のダウンロード販売を10月下旬に始めると発表した。パッケージ版の販売開始は11月2日。

ああ、やっぱり出たなという気がする。

Office2007になってからインタフェースがリボンと呼ばれる形に変更になって、これはいままでのものとは明らかに違っていて、Office2003とかを使い慣れていた人からすると、2003であった機能が2007でどこにあるのかぜんぜんわからないという感じになってしまう。

Microsoftはこの形がわかりやすいんだとか言ってるけど、どう考えても再教育コストがかかりすぎる。

WindowsVistaが売れていないそうだけど、おそらくOffice2007はそれにさらに輪をかけて売れてないでしょうね。 自分の管理している範囲でも、WindowsVistaに変更するかどうか、いつ変更するかというような話はあるけど、Officeを2003から2007に入れ替えようという話はまったくでない。

やっぱりこの辺教育コストが問題で、学生、受講生はまぁいまから勉強するんだからどっちでもいいんだけど、教える側にかなりの学習が要求される。 これが2000から2003くらいの変化であれば、どこがこう変わったんだ、こういう機能が増えたんだですむけど、これだけガラッと変えられると以前の機能をどうすればつかえるのか、そこからになるからかなり大変。 
テキストなんかも基本的な部分だけであれば、Office2003の教育にOffice2000のテキスト使おうと思えば使えたけど、そういうこともできなくなったのでこれも買い替えになる。

もし本当にOffice2007に変更する必要があるのであれば、それこそこちらも腹をくくって周知徹底と講習会などでの教育、テキストの作成やら資料の配布をがんばらざるを得ないが、あんまりOffice2007に変更する必要性がないのにそこまでする余力はない。

Office2007へのアップグレードは再教育が必須というデメリットは明確なのに、メリットがぜんぜん見えない。 

自分のまわりではOffice2007はできるだけかかわらずに2年も待てば、次のOfficeではインタフェースが元に戻るんじゃないかという話をしている。 どこのシステム管理部門でも同じような話してるんじゃないかな?

 

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