2008年3月23日日曜日

劇場版「空の境界」

劇場版「空の境界」1章と2章をテアトル梅田で上映していたので見てきた。

空の境界 上 (1) (講談社文庫 な 71-1)
空の境界 上 (1) (講談社文庫 な 71-1)

空の境界 中 (2) (講談社文庫 な 71-2)
空の境界 中 (2) (講談社文庫 な 71-2)

空の境界 下 (3) (講談社文庫 な 71-3)
空の境界 下 (3) (講談社文庫 な 71-3)

もともと空の境界は竹箒というウェブページに1998年から1999年にかけて掲載されていたものが元になる。 だから劇中の時間がそのくらいの時間になっているんだね。

1章俯瞰風景
冒頭の橙子と式の会話が難しすぎて、よくわからんかった。 あの部分ちゃんと理解できた人いるんだろうか? 小説版にあの会話があったかどうか覚えていない。

自分が小説版を読んだのはもう6年か7年前の話なので、すっかり内容も忘れてしまった。

映画版の1章はストーリ的には特筆するほどのこともなく、あまり気になる部分、印象に残る部分などはなかったが、描かれる景色と戦闘シーンの動きは良かった。

景色的にはビルの屋上からの遠景。 夕焼けの中遠くまで広がる街並みが緻密に書き込まれていたのが印象的だった。 戦闘シーンは戦闘場面ではなく、式の移動のシーン、とくにビル間のジャンプとその後のブレーキングのシーンーでの水の動きがなんかとても自然でこうなるだろうなという動きと見え方をちゃんとしていた。


2章殺人考察(前)

1章は1998年の物語で、2章はそこからさかのぼること3年?、黒桐と式が高校入学で出会った時の物語。 

2章は1章とは対比的に激しい戦闘シーンはなく、黒桐と式の物語。

前後篇の前篇なので、伏線ばっかりで物語上の大きな進行はない。 後編に期待というところだけどだいぶ後になるので、気になるばっかり。 


1章2章を通じて、ここのシーンは綺麗だし、動きもいい。 1クールのアニメというような形ではなく劇場版として公開したのは正解だったかもしれない。

でもあとのほうになると1時間で物語をまとめるのはしんどいんじゃないかなという気がしないでもないが、この調子で言ってくれると全体としてかなりクオリティの高い作品になることが期待できる。

今後も続けて見に行こうと思う。

劇場版「空の境界」 俯瞰風景 【完全生産限定版】
劇場版「空の境界」 俯瞰風景 【完全生産限定版】
劇場版「空の境界」 殺人考察(前) 【完全生産限定版】
劇場版「空の境界」 殺人考察(前) 【完全生産限定版】

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