2008年11月16日日曜日

疾走する思春期のパラベラム、深見真, うなじ

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特設サイトで公開されていたムービーを見てちょっと気になったので買ってみた。


なにがしかの精神的なトラウマのあるキャラクター達がセンパイと呼ばれる謎の人物が街にばらまいた錠剤を飲むことで、他人の精神だけを傷つけることができるP.V.F.と呼ばれる銃を使ってバトルを行う学園超能力ガンアクション物。


近接武器のイド・アームズ、遠隔武器エゴ・アームズ、防御シールドのトラウマシェル、それにそれぞれの銃器の名前、先頭シーンになるとそういった特殊な用語や名前が頁の上を乱舞するので、その辺ちょっと読みにくいというかなじめない。 戦闘シーンのテンポとか悪くないと思うんだけどスムーズに流れている印象がない。ということで戦闘シーンはちょっとマイナスかも。


日常的なシーンでは映画部としての活動の場面で、いくつかの映画について映画の見方みたいなのがあって、私が映画をほとんど見ないこともあり、その辺はそういう見方があるのかという感じでちょっと面白かった。 まぁ物語上のエッセンスなので、本格的な物ではないし、ちゃんとした物が知りたければその手の本を読むべき何だろうけど。
そしてそのあたりに出ていた「いいか、映画に限らず物語には『素人の見方』と『玄人の見方』があるんだ。俺たちは映画部なわけだから、当然『玄人の見方』を身につけないといかん」という一文、その文を読んで、個人的に山のようにラノベとか読んでるんだし、ラノベの玄人の見方を身につけて、そういう物を語れるようになりたいとおもった。 玄人としてのラノベの読み方ってどういう物なのか全然わからんけど。 あと玄人としての音楽鑑賞方法も身につけておきたいな。


気に入ったのは冒頭の志甫が銃を持って踊っているシーン。 「グランディーク・リール」とかそういう武器を持って踊る少女というシーンに何か惹かれる物を感じる。

GRANDEEK ReeL 1 (1) (ヤングジャンプコミックス)
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