2008年11月24日月曜日

これが潜水艦だ―海上自衛隊の最強兵器の本質と現実




元海上自衛隊潜水艦乗りが書いた、潜水艦に関する様々な話。

潜水艦を用いた戦い方から、潜水艦乗りの日常的な生活風景まで様々な面から潜水艦に関して語っている。

潜水艦の戦闘能力的な面にかんして意外だったのは、潜水艦を発見するというのは自分が思っていたよりも遙かに難しいものだと言うこと。 たとえば漢級原子力潜水艦領海侵犯事件なんかでは徹底的に追跡されていたし、中国潜水艦2隻、米空母威嚇狙う 海自が東シナ海で探知でも結構簡単に見つかってるような気がする。 その反面中国潜水艦が米空母に接近/10月沖縄で、魚雷射程内みたいにあっさり米空母を射程内にしてたりで、実際のところはどんな門なんだろうというのがあったんだが、この本によると潜水艦の方が思いっきりミスをするか、わざと存在を知らせるようなことでもしない限り見つからないものらしい。 正直本当にそんなに見つからないものなのか?とちょっと疑問ではある。


あとは艦内での生活風景。 食って出すというあたりは人間が生きていく上ではどうしても必要になる部分で、その辺の環境故の特殊性はちょっと面白かった。 あとは原潜についての話とか生活環境なんかがあれば個人的には満足だったんだけど、さすがに日本の自衛官が自分の経験を元に書いたものなので、そこまで要求するのは酷か。

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