2011年1月13日木曜日

裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記

裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)
山口 絵理子
講談社
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おすすめ度の平均: 4.5
5 自分を信じることの大切さ
5 圧倒的に
4 1歩踏み出す勇気を教わりました。
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5 開発途上国への援助、真の意義を知る!

ファッションとかバッグとかにはさほど興味はないんだけど、バングラディッシュから先進国でフェアトレードなどではなく、ちゃんと消費者に選択されて売れる商品を作り、そしてバングラディッシュを経済的に自立手着るようにしていこうというような活動をされている女性がいるというのは知っていた。

その人の本があるというので読んでみたんだけど、やっぱり普通の人がやるようなことを飛び越えてしまうような人は、その日常的な生き方からして違うんだなと思ってしまった。

本を読んでまず目につくのは、良く泣くこと。 泣くほどのエピソードがあったからこそ本の中に書いていると言うこともあるんだろうけど、それこそなにがしかのエピソード一つ一つで泣いてる。 普通の女性と比べてもこれほど無く人ってのはあんまりいないんじゃないだろうか。 逆にいうとそれほど常に限界ぎりぎりまで精一杯で行動していると言うことなのかもしれないけど。 

無く回数もすごいんだけど、さらにすごいのはそれだけ泣いて恐怖におびえてしていても、前に進むことをやめない。 どれだけ壁にぶつかって、押しつぶされて、泣いても、その後でやっぱりまた自分の目標に向かって前に進んでいく。 この力はすごい。 ここまで愚直と言っていいような信念の遂行力はすごいとしか言いようがない。 

正直もうちょっと賢く立ち回れば、もうちょっと楽に事を進めることができたのではないかなと思う所がなきにしもあらずだけど、でもこうやって真っ正面からぶつかっていけば、案外答えてくれる人はいるんだなと言うことも感じた。

人の心や信念を自分が推し量るのは筋違いだけど、この人はたぶんバッグをつくっているだけでは終わらない人のような気がする。 

世界で活躍する若い日本人として、今後も注目していきたい将来の成長や行動が楽しみな人だと思う。 

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