ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術 (宝島社新書)
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佐々木 俊尚
宝島社 (2010-01-09)
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セルフブランディングというものを明確に意識して行動してきたわけではないが、日常的にTwitterを使い、blog や MadiaMaker、Tumblr の情報を Twitter にながす、また自分がオンラインにアップしている情報を FriendFeed や iddy でまとめてチェックできるようする、などこの本で書かれているようなセルフブランディングの手法はすでに行っていた。
そういう面からは得るものは少なかったんだけど、セルフブランディングを意識してどのような影響や効果を目的としてネットにアップする情報を選択するか、という部分に関しては自分があまりしっかり考えたことのない部分であったこともあり、参考になった。
とはいえ、自分が Twitter や blog とかを使っているのは自分のブランドを確立させようと思っているわけではなく、日常的なコミュニケーションや、自分のライフログ的な記録という目的なので、書かれているようなブランディングの手法、Follower の方を多くしろとか、人の役に立つ内容をpostするとか、あまりそういうのに一生懸命になろうと言う気にはならない。
ならないんだけど、これからのご時世を考えると、企業に属していれば一生安泰という時代ではないし、Aさんの所属しているBという会社という認識をしてもらうことで、自分、ひいては会社のブランドも上げることができるということを考えると、普通の企業に勤ている人でもセルフブランディングで自分のブランドを上げておくというのは必須のことになってくると思う。
実名で自分ブランドをつくるのか、匿名のハンドルネームを使用してブランドを作り上げるのかという選択や、そうやってつくった自分のブランドをどのようにしてネットを使用して広げていくのかという手法の入門としてはおすすめできる。
いままでもネットにアップする情報に関して、ある程度の注意はしていたんだけど、アップする質に関してもちょっと気を払うようにしてみようと思う。
思うんだけど、質を気にするあまりにアウトプットが減ってしまうとそれも本末転倒だし、その辺が難しいところか。
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